Ubuntu 10.10 には FreeNX がありません。
Google の開発した NeatX もあるのですが、サーバーがまともにシャットダウンされなくなったりします。
そこで NoMachine の NX Free Edition を使ってみました。
実は、Windows に RDP でログインして VMware で Ubuntu を実行する方がスムーズに動くんですけどね。
それだけ Windows の RDP は優秀ということです。
普段はあまり Microsoft を誉めたりしないんですけど、事実は認めないとね。
NX Free Edition のダウンロード
以下のURLより三つのパッケージをダウンロードします。
nxclient_3.4.0-7_i386.deb nxnode_3.4.0-14_i386.deb nxserver_3.4.0-14_i386.deb
NX Free Edition のインストール
以下のコマンドで上記パッケージをインストールします。
$ sudo apt-get install libaudiofile0 $ sudo dpkg -i nxclient_3.4.0-7_i386.deb $ sudo chmod 755 /usr/lib/cups/backend/ipp $ sudo dpkg -i nxnode_3.4.0-14_i386.deb $ sudo dpkg -i nxserver_3.4.0-14_i386.deb
NX Free Edition の設定
/usr/NX/bin/GNOME.sh を作成します。
以下の手順で設定します。
$ sudo vi /usr/NX/bin/GNOME.sh $ sudo chmod +x /usr/NX/bin/GNOME.sh $ sudo vi /usr/NX/etc/node.cfg
/usr/NX/bin/GNOME.sh の内容
#!/bin/bash /usr/bin/xmodmap -e 'keycode 123 = backslash underscore' /etc/gdm/Xsession gnome-session
/usr/NX/etc/node.cfg の変更部分
CommandStartGnome = "/usr/NX/bin/GNOME.sh"
確実にインストールを完了させるため、サーバーを再起動します。
NX Client for Windows のダウンロード
以下のURLよりダウンロードします。
NX Client for Windows のインストール・実行
ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。
インストール完了後、NX Client for Windows を実行して接続してみます。
NX Client for Windows の設定
いったん接続して確認すると、キーボードの配列が英語になっています。
ユーザーディレクトリに .nxconfigセッション名.nxs が作成されていますので、Custom keyboard layout を修正します。
<option key="Current keyboard" value="false" /> <option key="Custom keyboard layout" value="jp" />