FCKeditorのようなエディタを使う場合、テンプレートがあると作業効率がぐっと向上する。
しかし、デフォルトのテンプレートはサンプル程度の出来である。
また、編集領域全体を上書きしてしまうため、部分的なテンプレートが使えない。
ここでは、FCKeditorのテンプレートを実用にするためのノウハウを公開する。
サンプル
Firefoxでのバグ対応。
テンプレートの挿入が選択できる。
実用的なテンプレート。
以下、手順を説明する。
デバッグをしておく
テンプレート機能のデバッグ のように、Firefox対策をしておく。
テンプレート定義用XMLの作成
FCKeditor/fcktemplate.xml をコピーして、テンプレート定義用XMLを作成しておく。
あきらは FCKeditor/behappy.template.xml を作成した。
テンプレート定義用XMLの編集
作成したテンプレート定義用XMLを編集する。
fcktemplate.xmlを参考にすれば簡単だった。
templateタグのimageパラメーターを省略すると、左のプレビューイメージを表示しない。
テンプレートごとにイメージを準備するのは手間なので、今回は表示しない事にした。
テンプレートの挿入パッチの適用
SourceForge.net より、パッチをダウンロードして適用する。
テンプレートの挿入が可能になる。
日本語はパッチされていないので、en.js を参考にFCKeditor/editor/lang/ja.js を編集する。
テンプレート定義用XMLの選択
FCKConfig.TemplatesXmlPath に、作成したテンプレート定義用XMLのパスを設定する。
カスタム設定を作成している場合、デフォルト設定(fckconfig.js)を上書きしてくれるので便利だ。
テスト時の注意
FCKeditorのどこか修正した場合、ブラウザのキャッシュをクリアしないと正しくテストできない。
より詳しく知りたい場合、この記事のコメントでお問い合わせください。