以前は中古のUPSをもらって使用していました。
今住んでいる所は、大雨のときなど結構停電するので、年に2,3回はUPSのお世話になっていました。
しかし、バッテリーの寿命で半年ほど前から使っていませんでした。
しばらくは幸運にもブレーカーが落ちたり停電したりしなかったのですが、実家から炊飯器をもらって交換したり、冬場で加湿器を使用したりしたため、ときどきブレーカーが落ちるようになりました。
Windows 2000 に対して Vista はレジストリが壊れやすいらしく、ブレーカーが落ちるたびにレジストリの復旧が必要でした。
復旧できていたので、まあいいかと思っていたのですが、とうとう起動できなくなってしまいました。
その後は「KNOPPIX でデータをレスキュー!」に書いたように復旧しました。
さらに仮想マシンを外付けUSBディスクに移動し、ノートパソコンにつなげました。
メールや仮想マシンはノートパソコンで実行するようにして一応の対策を行いました。
しかし、せっかくの無線LAN内蔵ノートパソコンが活用できません。
また、デスクトップに比べて性能が低いため、作業効率に影響があります。
そこで根本対策としてUPSを検討しました。
UPSは「高い」という思い込みがあったのですが、調べてみると、停電時に2?3分もつもので1万2千円程度のものがあることがわかりました。
寿命は2?3年ですので、電気代を含めても月千円程度の保険をかけるようなものです。
手動でシャットダウンするにも十分な時間と判断したので、米子市内で取り扱っている所を探しました。
だいたいは取り寄せとの回答でしたが、デオデオは在庫があるとの事なので、さっそく購入しました。
機種は「omron BZ35T」。一番手軽な機種です。
管理ソフトは1万円程度で別売です。今回は不要と判断しました。
いまは安心して、デスクトップのメインマシンでメールを受信し、仮想マシンを実行しています。
SOHOで開発を行っている方や、自宅のデスクトップで仕事を行っている方には、ぜひUPSと外付けディスクを準備されるようお勧めします。
一回の復旧作業時間で、十分もとが取れると思います。