FCKeditor – インストール編で、インストールをした続き。
さて、自分のページにFCKeditorを設置する際、どうやったらいいのだろう?
ホームページの情報を検索すると、PHPの場合、FCKeditor/fckeditor.php を使う方法を紹介している。
しかし、もっといい方法がある。
以下のサンプルがお勧め。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd"> <html xml:lang="ja"> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" /> <meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript" /> <meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" /> <title>FCKeditor</title> <script type="text/javascript" src="FCKeditor/fckeditor.js"></script> <script type="text/javascript"> <!-- function on_load() { //================================================================== // FCK Editor var oFCKeditor = new FCKeditor( 'contents' ); oFCKeditor.BasePath = '/FCKeditor/'; oFCKeditor.Width = '800'; oFCKeditor.Height = '700'; oFCKeditor.ToolbarSet = 'Default'; oFCKeditor.ReplaceTextarea(); } // --> </script> </head> <body onload="on_load()"> <form name="FCKeditor" action="sample.php" method="POST"> <textarea id="contents" name="contents"> </textarea> </form> </html>
すこし、説明しておこう。
まず、ヘッダで FCKeditor/fckeditor.js を読み込んでいる。
次に、FCKeditorを設置したい場所に textarea を配置する。
最後に、onload イベントで FCKeditor を初期化する。この時、テキストエリアの値が読み込まれて、内容(HTML)がエディタに置き換えられる。
なぜ、この方法が良いのか?
1. html はテキストエリアのみ設置しておけばよいので、シンプルになる。
2. PHP側では、このテキストエリアの名前でパラメータを受け取るので、感覚的に自然である。
3. onload 時の初期化をPHPで動的に変更できる。
特に 3. は重要で、ログインユーザ毎にツールバーやアップロードフォルダを切り替えるのに必須だ。
かくゆう私も、最初はいろんな解説通りに設置していた。
しかし、アップロードフォルダの切替方法を調べた結果、上のサンプルような設置方法にたどり着いた。
ファイルのアップロード機能を使うためには、さらに設定が必要だが、それはまたの機会に…