今時、モノを売ろうとすると条件が厳しい。
1. 知名度(広告費)
2. 資本力(薄利多売)
3. プレミア(単価が高い・オタク向け)
上記いずれかでないと利益が無いのが現状だ。
生活必需品も例外では無い。
で、ベンチャーはどうするかと言うと
1. ネットーワークを活用(全国相手に確率で稼ぐ)
2. サービスを提供(資本は最小の人件費)
3. 情報を提供(モノではないので倉庫がいらない)
と、言うことになる。じゃないとチャンスが無い。
オープンソースが定着し、今時技術では稼げない。
それでは、収入はどうやって得るのだろう?
実は、モノを売る手伝いをして収入を得るのである。
平たく言えば、広告料で生計を立てるのだ。
ベンチャーなどは技術的には自信のある所が多い。
しかし、技術ではほとんど食えない。
みんなが幸せになるには、以下のようなモデルが考えられる。
1. ベンチャー企業は無料のサービスを自社の技術で構築し、公開する。
2. 広告主は無料サービスを利用するユーザ向けに広告を掲載する。
3. ベンチャー企業は広告料を得る。
4. ユーザーは無料サービスを利用し、引き換えに広告が掲載されるのを承諾する。
5. 気に入った商品やキャンペーンの広告を目にしたユーザーは広告主からモノを購入する。
しかし、ここにも壁がある。Yahoo!や楽天が、すでに同様のモデルで巨大化しているのだ。
この壁をどうやって越えるかが今後のベンチャーの勝負ではないだろうか。