5月頃、松江の Off House で、中古の PhotoGenic フライングV を 4,000円で手に入れました。
全体的に日焼けしており、元は白ですがクリーム色に、ピックガードはベージュになってました。
色々手を入れて、現在はこうなっています。
まず最初にネックを調整しようとしたのですが、六角レンチがうまくハマらず、動かすことができません。しょうがないので彫刻刀で穴を広げて、なんとか調整しました。
こすれたらロゴがハゲたので全部こすってとってしまいました。
フィンガーボードはローズウッドですが、乾燥しきって白っぽくなっていたので FERNANDES Rose neck oil 424 で潤いを与えました。
現交換のたびにメンテナンスしていたらいい感じになってきました。
ペグの小さなプラスチック部品が割れていたので、交換しました。多分 SCUD 07202CS だったと思います。裏には GOTOH のロゴ。
ブリッジも 2 弦がビビっていたので交換しました。SCUD TPB-3TN。裏には GOTOH の刻印がありました。
スタッドアンカーも交換しようと思ったのですが、取り付けてあったスタッドアンカーの穴が約 12mm に対して、SCUD TPB-3TN は 約 11mm の穴である必要があり、しっかり取り付けるには穴を埋めて開け直す必要があります。
しかし、垂直に穴を開ける工具を持っていないため、諦めました。
エスカッションを追加しました。ピックガードにネジ止めです。SCUD MR-FB, MR-RB, W-HMC, W-HMCL。
目的は、ピックアップが弦と並行になるように・ピッキングポジションを小指で安定させるため・見栄え、です。
ダイソーで 1.5mm のハンドドリルを買って、ピックガードに穴を開けて取り付けました。
ピックガードはかなり切ったり削ったりしないとスムーズにピックアップを取り付けることはできません。
ボディーもエスカッションの取り付けネジが当る部分は彫刻刀などで穴を開けて、エスカッショをはずさなくてもピックガードが外せるようにしておきました。
ピックアップは Amazon で適当に買ったもの。
配線もやり直しました。ALLPARTS JAPAN BELDEN #8503 Black, BELDEN #8503 White, KESTER 44 1.5m。
ネックプレートに電動ドライバードリルで 4mm の穴を開けて、Gibson とほぼ同じ位置にストラップピンを取り付けました。
元のストラップピンのネジだと長すぎてネックまで届いてしまいそうだったのと、ピンの形状が外れやすかったので SCUD EP-1N に交換しました。
フライングV といえばヘッド落ちが難点ですが、ストラップピンを移動したところ、気にならない程度になりました。
結局、追加で 12,000~15,000円程度使っているかも。
個人的に満足しているのは ストラップピン移動 > エスカッション追加 > ピックアップ交換 > 配線やり直し > ペグ交換 > ブリッジ交換 です。
弾きやすくなる事を優先ですね。ペグ交換とブリッジ交換は修理の意味合いの方が大きいです。
ブリッジ交換は音の安定にかなりの影響があったと思います。
フライングVタイプのギターは、手に入れるまでは変なギターと思っていましたが、手に入れてみると面白いというか、触っているだけでも楽しいですね。
虜になる人が多いのも納得です。でもやっぱり変なギターですね。
まぁ今は PhotoGenic で十分です。
はじめまして!
自分も安物ですがLEGENDのフライングVにいろいろ手を加えて使っています。
ホワイトのフライングVは変色が味になって渋いですよね!
変なギターと言っていましたが、結局フライングVをかなり気に入ってしまいました。
PhotoGenic は、ほとんどオリジナルに戻して処分、かわりに Blitz の BFV-67 を買ってしまいました。
Gibson は高すぎますからね。EDWARDSも良いんですけど…
今はピックアップ交換とエスカッション追加をしています。
セットネックで軽いしヘッド落ちしにくいので気に入っています。
そのうちブログにアップします。