※ 手っ取り早くPHPを習得したい方へ
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実践! PHP講座 第2号
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あきらです。『実践! PHP講座』第2回を始めます。
前回は、PHPを始めるぞ!と思っていたのに、拍子抜けした方もおられるかもしれません。
しかし、環境整備は重要なのです。あえてしっかり準備していただきました。
と、いうわけで、速攻で第2号をお届けします!
さっそく始めましょう!
今日は、PHPを実行できるようにしましょう。
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WindowsでPHPを使うには
※ Windowsを再起動しますので、その他の作業は完了しておいてください。
・ZIPファイルの解凍ソフトをダウンロードします。
すでにZIPファイルの解凍ソフトをインストールされている方は、この手順は不要です。
+Lhaca をお勧めします。
+Lhaca
とりあえず、デスクトップにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルをクリックしてインストールしてください。
・PHPをダウンロードします。
PHP5のWindows版で、go-pear.bat が正常に動きませんでした。
今回はPHP4をインストールします。
php-4.4.2-Win32.zip
「Japan」の下の「jp.php.net」をクリックするとダウンロードできます。
とりあえず、デスクトップにダウンロードしてください。
・PHPを解凍します。
+Lhacaの場合、php-4.4.2-Win32.zip を +Lhaca のアイコンにドラッグします。
デスクトップに解凍したフォルダが出来ます。
・PHPをインストールします。
(1) 解凍したフォルダのなかのフォルダ名を PHP に変更します。
(2) PHP フォルダを C: に移動します。C:PHP となります。
(3) C:PHPphp4ts.dll を C:WINNT または C:WINDOWS へコピーします。
(4) C:PHPdlls 以下の全てのdllを C:WINNTsystem32,C:WINDOWSsystem32 または C:WINDOWSsystem へコピーします。
(5) C:PHPphp.ini-dist を C:WINNT または C:WINDOWS へコピーします。
(6) コピーした php.ini-dist を php.ini へリネームします。
(7) フォルダ C:PHPsessiondata を作成します。
(8) フォルダ C:PHPuploadtemp を作成します。
AllAbout の以下のページが参考になります。
AllAbout PHP4のインストールと設定
・PHPを設定します。
エディタで php.ini を修正します。該当個所のみ表示します。
各行の ; 以降はコメントですので無視してください。
output_handler = “mb_output_handler” ; 出力する文字コードを変更できるように準備しておきます。
include_path = “.;C:PHPPEAR” ; あとで修正します。
extension_dir = “.;C:PHPextensions”
doc_root = ; 仮想ディレクトリが使えるように空文字にします。
upload_tmp_dir = “C:PHPuploadtemp”
extension=php_mbstring.dll ; コメントアウトします。
session.save_path = “C:PHPsessiondata”
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF-8
mbstring.http_output = pass
・IISを設定します。
『コントロールパネル』→『管理ツール』→『インターネットサービスマネージャー』
コンピュータ(左のコンピュータアイコン)を展開
『規定のWebサイト』右クリック→『プロパティー』
『ISAPIフィルタ』タブ→『追加』
『フィルタ名(F)』php
『実行ファイル(E)』C:PHPsapiphp4isapi.dll
『OK』クリック
『ホームディレクトリ』タブ→『構成』
『アプリケーションのマッピング』タブ→『追加』
『実行ファイル(X)』C:PHPsapiphp4isapi.dll
『拡張子(E)』.php
『OK』クリック
『OK』クリック
『OK』クリック
AllAbout の以下のページが参考になります。
AllAbout IIS + PHP + MySQLの環境でWEB+DBプログラミング IISの設定
・後片付けをします。
解凍ソフトのインストーラーを削除します。
デスクトップの以下のファイルを削除します。
php-4.4.2-Win32.zip
デスクトップの以下のフォルダを削除します。
php-4.4.2-Win32
・動作を安定させるため、Windowsを再起動してください。
・動作確認をします。
エディタで C:Inetpubwwwrootini.php を作成します。
以下の1行を入力します。
ブラウザで以下のURLを開きます。
http://localhost/ini.php
PHPの設定が表示されます。
・PEARライブラリを初期化します。
コマンドプロンプトを起動して、以下を実行します。
C:
cd PHP
go-pear
後は全てEnterでOKです。
ファイルエクスプローラーで、以下のファイルを実行します。
C:PHPPEAR_ENV.reg
・以上でPHPを実行する準備ができました。
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おまけ Fedora Core 4 (Linux)でPHPを使うには
・ターミナルで以下を実行してください。
yum -y install php php-ldap php-pear php-mbstring
設定ファイルは /etc/php.ini です。
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それでは宿題です。あなた自身のために。
cgi や PHP で行うことは、結局は HTML の編集です。
再度 HTML を復習しておいてください。
この際、XHTML を勉強しましょう。
は
は となります。
基本は、必ず閉じタグを書き、パラメータには必ず値を書くだけです。
できれば CSS も…
— 今回のTips ————————–
php.ini の内容を読むと、PHPの機能が良くわかります。
今回は日本語について解説します。
・日本語を含む、1文字が2バイト以上の文字コードを処理出来るようにするには
output_handler = “mb_output_handler”
extension=php_mbstring.dll
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = EUC-JP ; データベースに合わせる
mbstring.http_output = pass
・データベースはEUC-JP(ujis)だけど、ページをShift-JIS で出力したい。
htmlを出力する前に
mb_http_output(“SJIS”);
を実行。
これは携帯用のサイト(SJIS)の追加でも有用なテクニックです。
・ダウンロードさせたファイルが文字化けする
output_handler = “mb_output_handler”
mbstring.http_output = pass
としておけば、CSVをダウンロードさせるときなどに文字化けを防げます。
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※ 要望があれば、有料になりますが PHPのインストール・設定をさせていただきます。ご連絡ください。