Fedora Core 5 の Firefox で FlashPlayer を設定するまとめ。
フォント検索用のファイルを作成
FlashPlayerは、フォントの検索に以下のファイルを使う。
/usr/X11R6/lib/X11/fs/config
FC5では、このパスは存在しない。このため、FC4と同様にパスを作成する。
# mkdir -p /usr/X11R6/lib/X11
# ln -s /etc/X11/fs/ /usr/X11R6/lib/X11/fs
東風代替フォントのインストール
FlashPlayerでは、日本語に関して、論理フォント名が以下の物を使う。
kochi gothic
kochi mincho
このため、東風代替フォントを追加する。
# wget http://prdownloads.sourceforge.jp/efont/5411/kochi-substitute-20030809.tar.bz2
# tar jxf kochi-substitute-20030809.tar.bz2
# cd kochi-substitute-20030809
# cp kochi-*.ttf /usr/share/fonts/japanese/TrueType
# pushd /usr/share/fonts/japanese/TrueType/
# chmod 644 *.ttf
# ttmkfdir
# mkfontdir
# popd
# rm -rf kochi-substitute-20030809*
FlashPlayerのインストール
以下のテキストを /etc/yum.repos.d/flash.repo として保存する。
[flash] name=macromedia.mplug.org - Flash Plugin baseurl=http://macromedia.mplug.org/rpm http://sluglug.ucsc.edu/macromedia/rpm http://ruslug.rutgers.edu/macromedia/rpm http://macromedia.rediris.es/rpm enabled=1 gpgcheck=1 gpgkey=http://macromedia.mplug.org/FEDORA-GPG-KEY
flash-plugin をインストールする。
# yum -y install flash-plugin
動作を安定させる。
以下のテキストを /etc/profile.d/flash.sh として保存する。
export XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS=1
以下のコマンドを実行する。
# chmod +x /etc/profile.d/flash.sh
Flash上で右クリックしたときのメニューで日本語が表示されない場合
/etc/nsswitch.conf をチェックする。
× hosts: files wins dns # 先頭が files dns でない
○ hosts: files dns wins # 先頭が files dns
バグなど
Flashが全てのコンテンツより上に表示される。以下のサイトで確認できる。
http://www.adobe.com/jp/
画面上部の「ソリューション」をポイントすると、プルダウン式メニューがFlashオブジェクトの下になる。
これは Linux版Firefox のみ。よって、Linux版Firefox のバグと思われる。
参考
Fedora Core 5で日本語が表示されない – @IT
Fedora Core 5 インストールノート
Xorg の Composite 拡張が有効だと Flash があるページで Firefox が落ちる