xubuntu + LXDE を試す

Celeron 500MHz のノートパソコンが、どこまで使えるかチャレンジしてみました。

本体 : FMV-650NU7C/L
メモリ : 256MB (PC100 128MB x 2)
ディスク : AR-IDEC2F442 + TS4GCF133
無線LAN : WLI3-CB-G54L

ディスク容量が少ないため、軽量のディストリビューションである xubuntu を選択しました。
インストール・アップデートには3時間程度かかりました。
WLI3-CB-G54L は BCM43xx チップを使用しており、ハードウェアドライバで有効に出来ました。
無線LANにも問題なく接続出来ました。

肝心の速度ですが、なんとか使用に耐える程度と思います。

しかし、もっと動作を軽くするため、以下の URL を参考に LXDE を導入してみました。

第50回 NetBookを使いこなす(2):Xubuntu・LXDEの利用

ログインしてデスクトップを表示するまでが劇的に速くなりました。
また、Firefox の動画もカクカクですが、なんとか続けて見ていてもストレスはありません。
LXDE は日常的なデスクトップとしては十分です。

xubuntu + LXDE のディスク使用料は約 3GB でした。

ubuntu 8.10 では、音声の再生がとてもスムーズになっていました。

USBブートでHDとデュアルブート

せっかくとても小さなUSBカードリーダーを手に入れたので、つけっぱなしにしておこうと思いました。
そのためにはデュアルブートにする必要があります。
かんたんに出来るだろうと思っていましたが、結構手間取りました。

USBディスクからブートすると、GRUB から見て USBディスク が (hd0)、HD が (hd1) となります。
ですので、HD の Windows を起動するには以下のようにすれば良いと思われます。

title           Microsoft Windows XP Professional
rootnoverify    (hd1,1)
savedefault
chainloader     +1

しかし、これでは起動されませんでした。
Windows の場合はちょっと細工が必要です。

以下、その手順です.

USBカードリーダー + microSDHC に ubuntu 8.10 をインストール

インストール画面のステップ 7/7 で「拡張」をクリックして、GRUB のインストール先を microSDHC にします。

うっかり HD の MBR を上書きしてしまうと面倒な事になります。
感度の良いタッチパッドだと、カーソルを移動するつもりなのにクリックになってしまったりします。
このため、USBマウスなどを準備して確実に作業できるようにする事をお勧めします。

それ以外は通常通りにインストールを行います。

ubuntu 8.10 では起動デバイスは UUID で指定されますので、再起動するとすんなり ubuntu が起動します。

/boot/grub/menu.lst を修正

以下を参照して /boot/grub/menu.lst を修正します。

Ubuntu Tips/その他/USBメモリを使ってハードディスク上のOSを起動するには

あきらの場合 :

default         0
timeout         5
title           Microsoft Windows XP Professional
map             (hd0) (hd1)
map             (hd1) (hd0)
rootnoverify    (hd1,1)
savedefault
chainloader     +1
title           Ubuntu 8.10, kernel 2.6.27-9-generic
uuid            aa4c85de-c5e0-467e-8fb1-ad14eb1456c8
kernel          /boot/vmlinuz-2.6.27-9-generic root=UUID=aa4c85de-c5e0-467e-8fb1-ad14eb1456c8 ro quiet splash
initrd          /boot/initrd.img-2.6.27-9-generic
quiet

最小の microSDHC カードリーダー

どうしても欲しくて買っちゃいました。

BSCRMSDCシリーズ

と言ってもYAMADA電気で 780 でした。
YAMADA電気米子店ではカードリーダーの場所がわかりにくくて、探すのにかなり時間がかかりました。
でも、在庫があったのはラッキーでした。

画像(135x180)

パッケージは普通のサイズです。
キャップは必要無いと思いますが…

画像(135x180)

こんなに小さい。感激。

画像(135x180)

microSDHCをUSB端子側からセットします。
ナイスなアイディアです。

画像(135x180)

VAIO Type G にセットした所。
ぜんぜん邪魔になりません。

画像(180x135)

無事に ubuntu が立ち上がりました。

必須フリーソフト

あきらの必須フリーソフト一覧です。

フリーソフト(リンク) 内容
Firefox Webブラウザ
Thunderbird メールクライアント
Adobe Reader PDFビューワ
avast! 4 Home Edition アンチウィルス
ユーザー登録が必要
+Lhaca 解凍ソフト
rar形式は解凍出来ない場合がある
Dexpot 仮想デスクトップ
通知領域にアイコンを表示
Aeroでは使いづらい
4DESK 仮想デスクトップ
通知領域にアイコンを表示
起動時に通知領域のアイコンが連続しない場合がある
AeroでもOK
Lhaz 解凍ソフト
rar形式の解凍用
Ginnie Free Editon テキストエディタ
MIFESでやりたい事はほとんど可能です
RealVNC 日本語インストール版 VNCサーバ・ビューワ
VMware Player 仮想マシン実行
CDBurnerXP CD/DVDライティングソフト

フリーソフト以外でインストールするのは、DVDプレーヤー(CPRMの再生が可能なもの)と MS Office ぐらいですね。

Windows 7 Beta をテスト(2)

Windows 7 Beta をテストの続きです。

以下の問題点(仕様変更)があるようです。

(1) インストール時にクイック起動にアイコンが追加されない

クイック起動の仕様が変更となったせいだとおもわれます。

・Firefox
・Thunderbird

(2) 仮想デスクトップなどの通知領域のアイコンが意図した順序で表示されない

通知領域の仕様が変更となったせいだと思われます。

・4DESK
・DexPot

(3) PowerDVD でユーザー登録がされない

PowerDVD 固有の問題と思われます。

(4) マルチバイトを含むウィンドウでレイアウトがおかしい

音量などを開くとよくわかります。

(5) 時々デスクトップにスタートメニューの一部がゴミとして残る

RCまでにはなおるのでしょうか?

Windows 7 Beta をテスト

Windows 7 Beta 日本語版がダウンロード可能になったので、ノートパソコンにインストールしました。

起動時間

明らかに早くなっています。

ドライバー

Vista用のドライバーがインストールでき、動作するようです。

・VIA VN896
・Synaptics タッチパッド

アプリケーション

Vistaで動作するアプリケーションはほとんど問題なく動作するようです。

・avast! 4 Home
・Firefox + Flash player
・Adobe Reader 9
・PowerDVD EXPERT 2

ガジェット

画面のどこにでも配置可能となっています。
サイドバーは廃止されたのでしょうか?

感想

Beta にしては完成度が高く、そのまま常用出来そうなぐらいです。
全般的に軽快な動作になっていると思います。
Chrome 9 でも Aero を有効に出来ました。
無線LANの接続が高速になっています。非常に良い点です。
Vistaから移行する人には違和感は無いと思います。

タスクバーはかなり使い勝手が変わったので、慣れるまではイライラするかもしれません。

ネットワークの種類に「ホームネットワーク」が追加となっています。
今まで通りのワークグループでのネットワークは「社内ネットワーク」を選択します。
インストール時にワークグループの設定がありませんので、インストール後にコンピューターのプロパティーで変更する必要があります。

※ 訂正

Vistaを再インストールした処、Vistaにも「ホームネットワーク」がありました。
プレインストールでしかVistaを使っていなかったので知りませんでした。

すいません。

XPでWindowsUpdateの再起動ダイアログを止める

ほんと助かりました。

【トレビアン】Windows Update後に出てくる再起動ダイアログ対処法テクニック!

3時間ほどかかるFTPの実行中にWindowsUpdateの再起動ダイアログが表示されました。
「後で再起動」を選択しても、数分後にまた表示され、「ほっとくと後5分で再起動しちゃうよー」と言われます。

「後で再起動するっちゅーに!」と怒っても仕方がありません。
子供をお風呂に入れたりするため、パソコンにつきっきりでいるわけにもいきません。

ほんっと、助かりました。
皆さんも読んどくと助かる事があると思います。

PHP の Imagick を MagickWand のように使うライブラリを公開

お客様の要望で MagickWand for PHP を使っていますが、結構手間がかかります。
ImageMagick と MagickWand for PHP のバージョンの組み合わせによりうまく動作しない場合があります。
また、PHP5 だと MagickWand for PHP のインストールが怪しい感じです。

PHP5 だと Imagick が安定して動作するようなので、 MagickWand for PHP から Imagick に移行したいのですが、ソースを変更する必要があります。

一番簡単な方法として、MagickWand for PHP と同じ関数名の Imagick のラッパー関数のライブラリを作成して、MagickWand for PHP を使う部分でインクルードさせることにしました。

一応動作するものが出来たのですが、同じような問題を抱えている方がいるかもしれないと思い、SourceForge.jp で公開しました。

PHP Imagick – MagickWand インターフェイス

なかなか SourceForge 使い方がわからないので、手探りの状態です。

参加者を募集しますので、よろしくお願いします。

qmail対策

※元記事へ迷惑コメントが多数登録されているため、再登録しました。

携帯向けのメールを送信する必要があり、Shift-JIS を Base64 エンコーディングでうまく送信出来た。

しかし、ある環境で不正なヘッダとなってしまった。

ネットで色々調べると、qmailの場合に上記の現象が発生する場合があることが判明した。

対策としては以下の2点。

(1) メールヘッダーの改行コードを LF とする。
(2) Base64エンコーディング後のchunk_splitの改行コードを LF とする。

(2) のサンプルは以下の通り。

$send_message = chumk_split( mb_convert_encoding( $message, 'SJIS-win' ), 76, "n" ) ;

本当は qmail がよろしくないんですが、それは IE がよろしくないと言っているようなものだ。
普及してしまっているソフトウェアには対応せざるを得ない。

対応しなければ、趣味レベルと言われても仕方がないのだ。

onunload でハマりました

JavaScript の onunload でハマりました。

やりたかった事は、編集時のレコード単位のロックです。
編集画面を表示する際にロックして、編集画面を抜ける際にロックを解除しようとしました。

しかし、ブラウザの再読み込みをしてみると、ロックが解除されていました。

プログラムレベルでデバッグしましたが、問題はありませんでした。
どうも想定した動作順序になっていないようです。

普通に、表示中の画面のonunload > 次の画面の表示、と想定していました。
しかし、次の画面の表示 > 表示中の画面のonunload、の順に処理がされています。

まあ、次の画面を早く表示するための仕様と考えれば納得できますが、回避策となるとonbeforeunloadを使うぐらいでしょうか。
しかし、onbeforeunloadは更新の保存確認用に使用しており、ページの移動をキャンセル出来るようにしています。
onbeforeunloadイベントではページの移動がキャンセルされたかどうかは検出できません。

結局、各ページを表示する際にロックの制御をするようにしました。

JavaScriptではイベントの発生順序を考慮して処理を設計する必要があります。