Vine Linux の仮想マシンをコピー

メインマシンがクラッシュしましたが、KNOPPIX を使って復旧作業は順調に進みました。

しかし、問題が発生しました。
Vine Linux の仮想マシンをコピーすると eth0 を認識しません。

原因は、/etc/sysconfig/network-scripts/ifup-eth0 に HWADDR が記述されているためでした。

仮想マシンをコピーすると、VMware は仮想NICのハードウェアアドレスを作成し直します。
このため Vine Linux は、該当する HWADDR の NIC が無いと判断していました。

対策は HWADDR の行を削除するか、仮想マシンの vmx ファイルを参照して修正します。

Linux の場合、複数の NIC がある場合、検出順が安定しないという問題が発生しやすく、このため HWADDR を基準に検索させる必要があります。

頻繁にコピーを行う場合は HWADDR を指定しない方が楽です。
反対に、複数の NIC を使う場合は HWADDR を設定した方が安定します。

KNOPPIX でデータをレスキュー!

メインで使っているデスクトップマシンがクラッシュしました!

なんどもVistaの回復コンソールが表示されるようになり、とうとう回復コンソールも表示されなくなりました。

何度か停電やブレーカーが落ちた事が原因と思われます。

なんとかメールだけでも取り出さなければなりません。
ただ、一旦正常にパワーオフした後だったので、そんなにファイルは壊れていないだろうと思いました。

そして、役に立ちました! KNOPPIX !

実は、安いUSBのディスクケースを購入していました。
そして、ノートパソコンで交換したディスクを入れて、フォーマット済みでした。

事前に KNOPPIX が NTFS をマウントできることは確認していました。

KNOPPIX を CD から立ち上げると、あっさり認識していたので、メールデータなどを次々とコピー。

Thunderbird を使っているので、バックアップやコピーは楽チンです。

そして、今は少し前に中古で購入したノートパソコンからこの記事を書いています。

教訓!(今回はかなりラッキー)

・PCはデータを処理するものであり、いつ壊れてもおかしくない。
・本当に大切なのはデータです。データを守ることを考えましょう。
・バックアップ用の外部デバイスは準備しておきましょう。
・バックアップや引っ越しを考えると、Thunderbird が良いでしょう。
・同様に Firefox が良いでしょう。
・開発環境は仮想マシンにしておいたほうがバックアップが楽でしょう。
・KNOPPIX などでデータを取り出す方法を事前に調査しておきましょう。足りないものはぼちぼち揃えておきましょう。
・仕事にパソコンを使っている場合、ボロでも良いので代替機を準備しておきましょう。
・仕事の中間成果物は、ネットワークごしの別マシンへ、まめにコピーしておきましょう。

あきらが準備できていたのは、不幸中の幸いでした。

Vine Linux に MagickWand for PHP をインストール

Vine Linux に MagickWand for PHP をインストールするメモ。

参考:
pecl(野良ばっかり)のSRPMつくってみました。
ImageMagick

1. 上記サイトから以下のSRPMを拝借

ImageMagick-6.3.3.1-0vl1.1.src.rpm
php5-ext-magickwand-1.0.4-5.2.1_1.src.rpm

2. ImageMagick のサイトから以下のファイルを拝借

ImageMagick-6.3.3-10.tar.bz2
※ 6.3.3-1 ではエラーが起きたため(詳細は省略)

3. 上記ファイルを使って ImageMagick-6.3.3.10-0vl1.1.src.rpm を作成

ソースファイルを ImageMagick-6.3.3-10.tar.bz2 に変更
JPEG2000 を有効に変更

4. 上記ファイルを使って ImageMagick-6.3.3.10-0vl1.1.i386.rpm を作成

5. php5-ext-magickwand のスペックファイルを修正

php(4)用に修正
パッケージ名を php-magickwand に修正

6. php-magickwand をビルド

7. ImageMagick と php-magickwand をインストール

いろいろ試しましたが、ImageMagick と MagickWand For PHP の相性は重要らしく、今回はこのバージョンとしました。

ネットワーク表示のレスポンスを改善 – VMware

Windows Vista でネットワークを開いた時、なかなか検索が終わらない。Vista ではそんなもんだと思っていた。
しかし、原因は VMware の仮想 NIC だった。
VMware の仮想 NIC を無効にすると、ネットワークがすぐに表示されるようになった。

少し前、必要にせまられて中古ノートを購入した。
ハードディスクを交換してリカバリ領域を削除したため、ディスクに空きができた。
メモリも 1.5G に増設しているので、VMware をインストールする事にした。

その後、ネットワーク共有を有効にしても、再起動すると無効になってしまうトラブルが発生した。

仮想マシンのネットワークはブリッジ接続にしているので、ホストオンリーと NAT 用の仮想 NIC を無効にしたところ、無事に設定する事が出来た。

また、XP のパソコンがネットワークに表示されないため、以下の XP の更新を行った。

Windows Vista のネットワーク マップに Windows XP を実行しているコンピュータが表示されない

これを参考に、メインマシンの仮想 NIC を無効にして、最初に書いた問題は解決した。

どうも Windows の LLTD と VMware の仮想 NIC は、相性が悪いようだ。

遅すぎる!Microsoft Update

Windows XP の Microsoft Update は遅すぎる!

Linuxのディストリビューションをインストールした直後のアップデートに、子1時間かかるのは我慢できる。
その後が楽だからだ。

しかし Microsoft Update では、毎回数十分を必要とする。
更新のスキャンにどんだけ時間をかけるのか。
しかも、アップデートのアップデートのアップデート…などと冗談のようなアップデートが必要だ。
最初から最新版を配布してくれれば良いのに。

また、自動更新を有効にしている場合、手動でアップデートしても再度アップデートされる。

また、バックグラウンドでの更新のチェック時にかなりパフォーマンスが落ちる。
ディスクをアクセスしているので性能の良いマシンでも同様だ。

さらに、自動更新を停止するとアラートが表示されて「うざい」。

しっかりしてよ。

お客さんの時間を大切に考えて欲しいもんだ。

FileBrowser_Thumbnail Perlインターフェイスのデバッグ

FileBrowser_ThumbnailのPerlインターフェイスの修正を行いました。
この修正により以下の不具合が解消されます。

一部の環境でファイル一覧が表示されない

全てのファイルを画像と仮定して、Image::Magick によりファイルサイズを取得していました。
Image::Magick のバージョンによっては、処理が中断していました。

画像以外のファイルのツールチップに 幅X高さ が表示される

全てのファイルを画像と仮定して、Image::Magick によりファイルサイズを取得していました。
この際に不確実な幅と高さを取得していました。

ダウンロード

FileBrowser_Thumbnail.zip

修正したファイル

修正したファイルは以下の2つです。以下のファイルのみを更新しても問題ありません。

FileBrowser_Thumbnail/connectors/perl/Commands/GetFoldersAndFiles.pl
FileBrowser_Thumbnail/connectors/perl/Commands/Thumbnail.pl

FileBrowser_Thumbnailの修正

FileBrowser_Thumbnailの修正を行いました。

1. サムネイルのキャッシュ作成を選択可能に

(1) 各コネクターの設定ファイルで指定
(2) デフォルトは「使用しない」
(3) ドットファイルでサムネイルのキャッシュを作成していたが、管理がしにくい
(4) ブロードバンド環境ではさほど効果が無いと判断した
(5) サーバの性能が向上してきた

2. デバッグ

(1) ファイル一覧で削除ボタンをキャンセルした時に操作不能になる
(2) PerlコネクターでPDFなどのアイコンが表示されない
(3) 長いフォルダ名・ファイル名の場合にレイアウトが崩れる

3. ダウンロード

FileBrowser_Thumbnail.zip

4. 謝辞

情報をご提供いただいた以下の方々にお礼を申し上げます。

株式会社ケイズ 様
Office Lollipop 様

ありがとうございました。

4DESK 仮想デスクトップ – 便利なソフト

今まで以下の記事で紹介していた Dexpot を使用していた。

Dexpot 仮想デスクトップ – 便利なソフト

しかし、Windows Vista の Aero だと、デスクトップを切り替えたとき、IE や FFFTP の表示がおかしくなったりするので、Aero をオフにしていた。

Aero は無理かなー、と思っていたが、2ch の「仮想デスクトップについて話そう(・ω・)」で書いてあった「4DESK」を試してみた。

ちなみに韓国製のフリーソフトで、ソースは公開されていない模様。

機能としては、
・10個までの仮想デスクトップ
・ウィンドウのスナップ
・タスクトレイに常駐
・スキン選択可能(3種類)
と、多機能ではない。
逆に、設定は簡単で使いやすい。

Aero でも不具合は見られず、軽快に動作する。かなり快適だ。
今はスタートアップに登録して常用している。

Aero で仮想デスクトップを使いたい方にはお勧めしたい。

Vista に Synergy-1.2.6_ja

現在、Vista をメイン、Windows 2000 をサブで使用して開発を行っている。
Synergy を使いたいのだが、あきらが公開しているものは Vista で使おうとすると署名が無いと怒られる。
Synergy 1.2.6 をインストール後に exe と dll を上書きするのがダメらしい。

面倒なので DOKODEMO を使ったのだが、Vista で IE7 をフルスクリーンにすると、マウスが出て行かない不具合があった。
結局 Synergy 1.3.1 を選択したのだが、こちらも Caps Lock をするとクライアントでキー入力が出来ないという不具合がある。
それでも DOKODEMO よりは使いやすいので、しばらく使っていた。

気まぐれにひさびさ Synergy 1.2.6 のソースを見てみると、インストーラーの作成方法が判明した。

ビルドの構成に installer – Win32 Release があり、インストーラーにはフリーソフトの NSIS を使用していた。
さっそく NSIS をインストールし、installer.mak の NSIS のパスを修正した。
結果、正常にインストーラーを作成できた。

さらに漢字パッチを適用、インストーラーを作成し、Vista にインストールしたところ、正常に動作した。

最新バージョンではないが、あきらはこれが欲しいのだ。

ダウンロード:
SynergyInstaller-1.2.6_ja.exe (インストーラー)
synergy-1.2.6_ja.zip (ソース)