asus Aspire A315-54 をとことんいじってみた

どんなパソコン?

CPU : Intel Core(TM) i5-8265U
メモリ : オンボード 4GB, 空スロット : 1 (DDR4 2400MHz)
ストレージ : HDD 500GB
ディスプレイ : TFT 15.6インチ 1366×768 グレア
入手経路 : ハードオフ ハードオフ 松江浜乃木店 (ジャンク扱い)

ジャンク理由

タッチパッド不良

1. タッチパッドについて

起動しきってからだと普通に使えました。HDD が遅く、立ち上がりが遅いので、無反応と勘違いしてたのではないかと思います。
タッチパッドの感触が好きではなかったので、 iPad mini 用の保護フィルムをカットして貼り付けています。なかなか良い感触になりました。
1,000円程度でした。

2. LCD について

さすがに使いづらいので、Aliexpress で FullHD の IPS 液晶を購入して交換しました。15.6 インチ FullHD の方が 14 インチ FullHD よりも安かったです。9,000円 以下でした。

3. ボディーについて

裏蓋のネジ穴が 1 ヶ所割れていました。幸いネジはついていました。また、LCD 交換時に、天板ヒンジ部分のプラが割れている事が判明しました。ひょっとしたら…と Aliexpress を検索したところ、運よく交換部品が見つかりました。まとめて 7,000円以下でした。

4. メモリについて

しばらくは、空メモリスロットに DDR4 4GB 2400MHz を追加して、デュアルチャンネルで使用していましたが、だめもとで 16GB のメモリを載せてみたところ、認識しました。デュアルチャネルにはなりませんが、20 GB の方がよさそうです。Amazon で6,000円程度でした。

5. SSDについて

せっかくなので NVMe 512 GB にしてみました。Amazon で 6,000 円程度でした。
プレインストールに以下のソフトがあったので、ディスククローンしました。
・Microsoft Office Home & Business 2019 Personal
・PowerDirector for acer (PowerDirector 14)
・Acer Care Center
もともと HDD があったところには、手持ちの 240GB の SSD を設置しました。

6. カメラについて

たまに Zoom や Teams を使うので、カメラを確認したところ、ヒドイ画像でした。調べてみたところ、内蔵カメラは 480p のため、FullHD の画面では粗く見えるようです。売っ払っちまおうと考えたぐらいドイヒーです。もしやと Aliexpress を検索したところ、asus 用で 720p の部品が見つかりました。試しに購入してみたところ、見事に映ったので、うれしくてこうして記事にしています。4,000円程度かかりました。しかし高い。

7. キーボードについて

これはもう慣れるしかないですね…。基本的には NumLock を使わない方が使いやすいです。けっこう Pg Up と Pg Dn きーは使いますから。

最後に

全部やろうとすると結構お金が必要ですが、使った分は満足できます。趣味で PC をいじる方には結構おススメです。

Stl-14HP012-C-CDMM を売却します

鳥取市の HARD OFF で中古パソコンを購入しました。
ASUS Vivobook S14 です。ボディーには小傷が多く、LCD にもひっかき傷があったのですが、まあ使用に支障はないので、安く購入できてラッキーでした。

これに伴って、保有 PC を確認・検討した結果、長らく使っていた Stl-14HP012-C-CDMM を、ついに手放すことにしました。
昨日からヤフオク!に出品中です。

で、この記事ですが、宣伝の意味もありますが、手放す際に行った作業を記録し、同じような方と情報共有するために書いています。

■ 今どきのパソコンを手放す際にしておきたい事

旧来の HDD のみ搭載している PC の場合は、リカバリ用のメディアを作成し、Linux などで HDD を完全消去し、リカバリを実行すれば安心です。しかし、今どきのパソコンは eMMC や SSD を搭載しているため、同じ方法では完全消去できず、クレジットカードの情報などの個人情報を読みだされる可能性があります。
で、どうすればよいかというと、Secure Erase と言われる処理を行います。
eMMC と SSD でそれぞれ方法が異なりますが、Linux で行うのが簡単です。
Stl-14HP012-C-CDMM の場合は eMMC を搭載しており、SSD を追加しているため、両方を行います。
また、リカバリメディアはありませんので、DVD で Windows 10 を再インストールし、必要なドライバーやアプリをインストールします。

■ Linux の準備と起動

(1) 作業用の Windows 10 PC と 8GB 以上のUSB メモリを準備します。
(2) Linux の ISO をダウンロードします。あきらは Xubuntu 20.04 を使いました。
(3) USB メモリを GPT パーティション、FAT32 でフォーマットします。ドライブレターは L: とします。
(4) Linux の ISO をマウントし、すべてのファイルを USB メモリにコピーします。
(5) 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、「bootsect /nt60 L:」を実行します。
(6) PC をシャットダウンし、起動時にブートメニューを表示させて USB メモリから起動します。 Stl-14HP012-C-CDMM の場合は F7 連打でした。

参考URL : https://fuutotto.hatenadiary.jp/entry/bootUSB

■ デバイスの確認

gparted を起動して、デバイス名を確認しておきます。eMMC は /dev/mmcblk0 、SSD は /dev/sda となると思います。

■ eMMC の Secure Erase

ターミナルを起動して「sudo blkdiscard -s <デバイス>」を実行します。

参考URL : https://2sc380.hatenablog.com/entry/2019/02/04/150759

■ SSD の Secure Erase

(1) ターミナルで「sudo systemctl suspend」を実行します。
(2) PC がサスペンドしたら電源ボタンなどで再起動します。
(3) ターミナルで「hdparm –user-master u –security-set-pass <パスワード> <デバイス>」を実行します。 例 「 hdparm –user-master u –security-set-pass password /dev/sba」
(4) ターミナルで「hdparm –user-master u –security-erase <パスワード> <デバイス>」を実行します。 例 「 hdparm –user-master u –security-erase password /dev/sba」

参考URL : https://qiita.com/t0d4_/items/db8059336a6c45dda23a

■ Windows 10 のリストア

(1) SSD の Secure Erase まで完了したら、シャットダウンします。
(2) Windows 10 のインストールメディアを準備します。
(3) Windows 10 のインストール メディアで PC を起動し、インストールをおこないます。

■ Stl-14HP012-C-CDMM で Windows 10 をリストア

21H1 でリストアした場合、ドライバーがうまく当たらない問題が発生しました。
1803 だとインストール直後の Windows Update ですべてドライバーが解決されました。
少し時間はかかりますが、 1803 をインストールして、Windows Update を行った後に 21H1 へアップデートすることをお勧めします。
あと、Control Center というアプリケーションをインストールすると、CPU ファンの静穏化ができるので、前回の記事などを参考にダウンロードしてインストールされることをお勧めします。

LAVIE HM350/P を IPS 液晶にした(実は5カ月前)

約1年前に、 ノートパソコンを壊してしまったため、急遽 LAVIE HM350/P を購入しました。
選択した理由は以下。

・価格が手ごろ
・14インチ FHD
・Webカメラ有り
・キーボードのサイズや配置が標準的
・Core i3-8145U は、プログラミングとOffice程度なら十分
・USB-C端子有り

しかし、購入時から気に入らない点がありました。

・LCDがグレア
・LCDがIPSでないため、Web会議などでカメラの位置を調整すると、画面が見づらい

気に入らない点はLCDだけだったので、我慢して使用していました。
しかし、使うたびにストレスを感じるため、売り払って新しいPCに変えようかと思ったのですが、LCDパネルを交換することにしました。

LCDはAliexpressで注文しました。型番はLP140WF8-SPR1です。

さて交換手順です。

裏蓋を開けて、バッテリーの端子を外します。
作業しやすいように液晶部分と本体部分に分解します。
液晶部分の額縁 を外します。
狭額縁の液晶の場合、額縁は爪で止まっているだけの場合がほとんどらしいです。このPCも同様でした。
LCDは両面テープで接着されているだけです。両面テープの端が掴めるようになっているので、ジワっと引っ張るときれいに外れます。LCDは再利用可能です。
後は逆の手順で元に戻します。細めの両面テープは準備しておいた方が良いです。

あきらはあっさり完了。快適です。

数千円上乗せで、最初からIPS液晶を装備してくれたらありがたいですね。
IPS液晶なら、このモデルももっと売れたと思います。

Stl-14HP012-C-CDMM のドライバー

パソコン工房で購入した Stl-14HP012-C-CDMM は、まだ現役です。
Windows を M.2 SSD にクローンして、しばらく使用していました。
しかし、時々「正しくないイメージ」とエラーが表示されてしまう事に気付きました。
多分、クローンにより、ファイルの署名がおかしくなったためだと思います。

該当するプログラムやドライバのアンインストールすらできなくなっていました。
解決するには Windows の再インストールが妥当と思いました。

しかし、パソコン工房で該当機種のサポートが解り辛かったので、メモを残します。


1. サポート情報について

ドライバー・BIOS・ユーティリティ:リンク集

2. 該当リンク

マザーボードのメーカー・モデル名は、 CLEVO・N240PU。
Downloads (N24xPU/N25xPU を選択)


上記を調べるのに2日ぐらいかかった。
もうちょっとサポートページの検索機能にも手間をかけてもらえないものでしょうか。

Stl-14HP012-C-CDMM で SSD に Windows 10 を移動した話

いやー、久々に焦りましたが、何とかなった話です。

久しぶりにパソコン工房松江店を覗いたところ、Stl-14HP012-C-CDMM が展示されていました。
Windows 10 Home 64bit, Celeron N3450 (4コア), 4GB メモリ、eMMC 32GB です。
15インチではなく 14インチなのも、自分としては評価できる点です。
7mm 厚なら 内蔵ディスクも増設できるとのことなので、USB ディスクケースに入れている SAMSUNG 840 120GB を移して使おうと考えて、購入することにしました。
店員さんが動作確認をしてくれて、問題ないとのことでしたので、米子まで持って帰りました。 続きを読む